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EMOをたのしもう! そのC Enjoy Show!!





2017/07/06

て、そうなると修学旅行でいうところの自由行動がキモになって、と考えればむしろだんだん楽しく思えてもきました。。自由行動とはいえ、ぶらぶらしてよいという意味ではなく、事前の行動予定が必要で、というよりそれなしでは承認されなかったはずであり、事実上は、「自由課題」に基づく自主行動というのが本質ですが。もちろん、EMO視察は「非情なるビジネス社会」の一環であるがゆえ、よりここが厳密に必要となるわけで。。そういえば修学旅行の思い出を各自が綴る作文では自由行動のパートが興味をひき、また面白かったことが思いだされます。



告書は論文のような形式に則ることが期待されているととりあえず勝手に解釈したとして、ドイツ、国費留学(EMO渡航は国費ではありませんが、そこは同じように組織の代表という立場なので)、論文、とくれば、森鴎外氏。どうせ誰かを書き物の参考にするならば、いっそのこと文豪と比較してみたいものです。



はドイツの地において、ここでもやや揶揄的に登場する「ビール」がかなり気に入られたようです。氏の日記には、ドイツ人一般の酒量におどろき、自身の酒量との差があまりにも大きいこと、またそれをそれとなく嘲笑されたことの記述があるようです。数年におよぶ留学期間とEMOの1日を比較するのは不公平ではありますが、氏のはからずも有名となるミュンヘン大学時代におけるひとつの論文の課題設定はたいへん励まされるものです。「ビールと利尿作用」。彼はかの地にあっても、軍医としての立場から決して浮き足だつことはなく、異国に圧倒されず、かの地の状況をつかみそれを1枚めくりあげてのぞきこむように、その長き滞在期間であっても報告の骨格をなしうる領域を冷静にほどよい大きさ、(というより小ささといってもよいぐらいですが)に切り取り、それをまとめたのです。これはドイツの学術誌に掲載され、もちろんこれ以外に論文を書かなかったということはありえませんが、時間が存分に許されていたとして、文豪でさえ、というより文豪だからこそのセンスといえそうですが、課題の設定においてその立場と個人的興味から離れなかった、それが、今日まで他の多くの文学作品とともに語り継がれている理由ではないでしょうか。



のほどよく小さく切りとるというアプローチは、視界に飛び込んでくる圧倒的に大きな空間的広がりを、漠然と表面をなぞろうとするのではなく、通常ならば本当の自身の興味を深ぼりするにはサンプルが少なすぎるような「前から気になっていたが、それがそうもいかなかった課題」を堂々と設定し、追及するということにぴったりと応用できるはすです。



E
MOの果てしない空間の広がりと、うらはらの旅程のリミットはそれを誘っているような気がします。もし森鴎外氏ならばEMOの1日をどのように、言い換えればどんな課題設定を持って行動しようとするでしょうか。

(次回その5へ)



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