





告書の表紙第一候補は、会場の全景ショット。会場内はどんなに賑わっているか?実はこれなどは展示会の主催者の広告や雑誌のルポ見出しでもないかぎり無くともいいような気もしますが、とはいえ、表紙にかぎらずとても汎用性のある便利な素材であること、そしてこれを手配するための行動は後に述べるようにスターターとしても効果的であることから、ぜひ予定しておきたいところです。ですが意外にもこれは容易ではありません。まず、全景を捉えるポジションはどこか?を事前に予測していなければ、満足のいくショットはなかなか得られません。撮ろうとしたら、来場者の皆さんが気を利かしてささっと後ずさりしてしまったり、無断で撮るなというオーラを出されたり。このような「雰囲気を伝えるだけのもの」は最初から立地を決定し、早く忘れてさっさと本来の任務にリソースを投入したいものです。最有力は、お付き合いがあろうとなかろうと、大メーカーのブースの2階です。そしてこういった大メーカーのホールはほぼ最大の集客が期待されるため、もっとも賑わいを演出できるロケーションのはずです。
お、報告書などでこういった全景ショットに添えられやすい導入情報としては、会場の床面積、出展者数・エリア、来場予想者等々などがありますが、じつはこういった数字は運営側が出展者や出展検討者に伝えたい情報であり、来場者としての立場であまりにもこれにこだわってしまうと読み手にとっては冗長である、もしくはそもそもまったく興味をひかないという恐れもあります。東京ドーム何個分、来場者何十万人といったたとえや数字でさえ、よく考えてみれば「東京ドームの広さがわからない」「10万人と20万人のイメージに差が無い」といったぐあいに実感に乏しい場合があるだけでなく、「報告書の水増しのためどっかのパンフレットから拾ってきた??」といったあらぬ見透かしにつながったりしたら困りますし、純粋な驚きから会場の広さをなんとか一定量の文章でそれを伝えようとしたとしても、「広すぎるからあまり見れませんでした。よって報告書がプアーですみません。」ってこと??と痛くも無い腹を探られ、言い訳しているととられたりしかねないなどメリットもないため、いずれにせよ限られた時間でこういった主催者発表の情報にアンテナを張りすぎないようにしたいものです。
常のツアーなら正味2日間前後であることが標準でしょうし、その他ツアーオーガナイザーのアレンジするメーカーブース訪問に参加したり、馴染みのメーカーとの談笑であったり、もっとも重要である個人的冒険探求に悠々と気兼ねなく時間をとったりすることを考えれば、報告書のための時間はせいぜいたったの1日。それが「ビジネス報告書」である以上、時系列に出来事を追ったブログのようなものではないものが期待されているはずであり、そうなればツアー参加によるお付き合いから派生した出来事などの記述は、せいぜい補足となって巻末に来るべきもの。少なくとも読み手はそう考えていると思って間違いがないでしょう。もちろんそれとてキモになりえることも考えられますが、オーガナイザーとのお付き合いからの派生情報ならば、別にEMOじゃなくとも追って日本でいつでも入手が可能なものとして読み手からは二次的に扱われるはずです。
のストーリーは当事者本人にとってだけでなく、オーガナイザーにとってもたいへん合理的であり、自分がペースを握らないかぎり、まずこれでほぼ毎回すべてが流れていきます。が、実は読み手からすると、「いずれお付き合いのあるオーガナイザーA社のB氏が、EMOではお世話になりましたとあいさつがてらおみやげ話に持ってくる情報なんだがなぁ・・・他になかったの??やっぱり15:00から塩を払ってかぶりつく特大プレッツェルを本格ビールで流し込んでたらこうなるよ・・・・・」との”わな”が待っています。うーん、やはりフリータイムの使い方こそがキモでしょうか?| |





