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EMOをたのしもう! そのE Enjoy Show!!





2017/08/17

て、会期を約ひと月後にひかえた今、そろそろ報告書をセットアップ開始といきたいものです。そこで、報告書現物の章立てはこんなところでは、との雛形を文末に付録とさせていただき、本文としては完結させていただきます。

もちろんそれは、いろいろ申し上げたことの、ただのレビューですので、これこそまさに蛇足なのですが、「それはそうと、ところで報告書について長々と書いたわりに、その体裁、つまり報告書はどうなんだ。基本的なビジネス的義務、報告書によるアウトプットを怠っていないか?」との批判が予想されましたのでそこはぬかりなく。(本文は以上)

付録:EMO2017 出張報告書 原案(ほぼ完了形)


第一章:EMO2017の概観(事前準備可能)

展示会のプロモーターが、この展示会をどのようにポジショニングするか、つまり来場者、もっと源流では、出展者検討者にどのように印象付けようとするかであり、WEBやSNSで事前に方向性を把握することは容易である。

おそらく以下の頻出キーワードや関連語句を網羅し、WEB等で公開されるメジャーな出展者の展示予定内容と絡めて出発前にまとまったセンテンスからなる章として構造化しておき、後日必要に応じて修正。もちろん現地での情報も盛ることになるが、ベースを完成させておくことなくして、追加情報のつかいこなしやひらめきはむずかしいはず。したがって、時限をつきつけられる状況こそ、このような事前準備が重要となる。

インダストリー4.0
医療
航空宇宙
3Dプリンター
語句:IoT、リモート 語句:カテーテル、針 語句:難削、CAM、5軸 語句:AM

こういった段取りは感心ならないという意見に対しては、「それはもっともであるが、いや、むしろこれら一般情報こそ事情によっては割愛可能ともいえるパートである。しかし、社内カルチャー的にいろいろな意味で必要、というあたりまえに複雑な現実への対処が必要であること、および馴染んでしまった儀礼的な作法を省くことへの心理的抵抗との合わせ技に対し、EMOツアー最大の制約である「時限」に折り合いをつけなければならない。したがって、非情なる妥協案としては、仕方のないことである。」とかなりまどろっこしい状況説明となってしまうが。


第二章:オーガナイザーA社関連ブースツアー(事前準備および事後のフォロー受講も可能)

展示内容についての資料や説明は、会期前であっても入手が可能である、または専用のプレビュー資料などが集客のために準備されていることも多い。オーガナイザーはほとんどの場合、これらの輸入代理店であるはずなので、会期前の事前打ち合わせなどを利用し、ぜひこれらを事前入手、ならびに予習がてらに説明を受けておき、やはりこの章も事前にまとめておきたい。もちろん副産物ではあるが、この一連の活動こそが関連ブースツアーの効果的な予習となり、すべての当事者にとって利益のあるWin-Winなアイデアで、オーガナイザーからも歓迎されるはずだ。

外交トーク
モデルチェンジ
ニューモデル
欄外(宴会)
人的交流あれこれ 変更なにがし 特徴うんぬん おもしろ情報・ビールなど

会期中は、これらのツアーは当然ながら事前計画的に、オーガナイザー都合にて進行するため、場合によっては自身のプランとの時間的調整が必要となるかもしれない。または、苦肉の策として、自身の空いた時間での緊急臨時ミニ版ツアー対応を依頼するなどが考えられる。オーガナイザーにもよるが、こういった熱心な意思をみせられれば、一般的ビジネスパーソンならばこころを動かされ、むしろ協力的にさえなるものである。とかく団体行動であるがゆえ、自身の計画を優先させることにはためらいを感じてしまうものだが、さもなくば、帰国後にビールとベーコンのせいにされかねないことを、要所で時折おもいだしていただきたい。なんといっても、帰国後の生活が基盤なのであり、そのターゲット顧客は「報告の受け手」だけなのである。決してオーガナイザーではない。
また、帰国後であっても、オーガナイザー=輸入代理店からの情報補足その他のフォローは期待可能である、という優位的地位を利用し、情におされてプライオリティにぶれがないようにしたい。



ここまでをまとめ上げておけば、現地では心おきなく自分の自由課題にうちこめる。
この事前準備の最大の効用は、もしこの自由課題になんらかの結論、指針、参考となる何かが得られなかったとしても、すでに二章分の報告の骨子が完成しているという安心感からわきあがる、わき目をふらぬ行動的冒険心である。また、自由課題自体の候補は、ひとつではなく複数を、用意するだけ用意しておいてもよい。ひとつの達成でさえ、時間的には容易ではないが、巻末に「もっと時間があったのなら・・・」という欄外を設け、他の課題候補案として挙げておけば、報告書にさらに貫禄をもたせることになる。もはやこうなれば、その読み手の誰のこころにも、ビールやベーコンが去来することはないはずだ。


第三章:自由課題(現地でのみ情報収集が可能)

最高のクライマックス。むろんご自身以外に設定権があるわけでなく、もとより、部外者が何おかいわんや、ご意見無用である。しかし、ここで「決めるのはあなたです」と言い切ってしまうだけでは、なにかこう、半端なというか、誠実さを欠くいいっぱなし提言のような気がするので、たとえば丸一日を、”完全に自由な立場”で、この自由課題にあてられるのであれば弊社自身の立場ならこうしたいという頭の中を、おなじところで釣竿をならべる釣師どうし「いやー」といいながらお話しするようなフランクかつフラットな感覚で、お伝えすることなら失礼にもあたらず、でしゃばりともならず、丁度いいのではとの感覚で申し上げる。

その1.工作機械は「黒主体」ではだめか?

ヨーロッパの工作機械カラーには、「黒主体」設定がまずほとんどない。日本製ならば、それがスタイリッシュと受け止められ、「ブラック・バージョン」などとニックネームを与えられるようにクールで、ジムトフなどでは、ぞくぞく颯爽とデビューしているが・・・

汚れが目立ちにくいから、黒はむずかしいさ、などといった業界通念もあるが、ひと昔まえには、いまや主流の白に対して、汚れがめだつからむずかしいさ、と言われていたはずであり、掃除説に容易に納得することなく、もしやヨーロッパでは、外箱キャビン&黒の組み合わせには、洋式「かんおけ」のイメージがあるからなのか??という幼稚な仮説をもとに、現場でくまなく直撃インタビューを実行し、マシンカラーという切り口で根堀り葉掘り追求といく。

このようなささいな疑問を一挙にまとめあげることができるのはEMOしかない。だが、具体的ニッチの、そのまたニッチ需要であっても、膨大な出展者=収集可能なサンプル数を考慮すれば、丸一日でも余裕とはいかないはずだ。

その2.EX・ファイル

数人のグループであったならば、だが。まったく縁もゆかりもない、メーカーもふくめ、あらかじめ抽出した複数の訪問先、加工ワーク図をファイルしたものをランダムに各人に割りあてる。この訪問先には通常であればスクリーニングしてしまう訪問先も当然ふくまれている。必ず訪問しなければならないメーカー、選択可能なメーカーなどが混ざっている。ワークの加工可能性と、概算価格、納期すべての条件を突き合わせるため、とにかく、ブースに行って初見ながらも要領よくインタビューし、諸条件を引き出してこなければならない。

後日プレゼン大会をやり、もっとも最適なメーカーを探り当てたと評価された者に最優秀賞をあたえる。ちなみにそのメーカーとの取引可能性や、現実の具体的案件との関連有無などはまったく考慮にいれない。

相手にしてみればけっこう迷惑だが、サプライヤー候補の検討の一環として、という説明があれば行為は正当に評価されるはず。

「え、それだけ??」と声にならない何かが聞こえましたが。。要はこのようなレベルならば似たようなものを別に何パターンか、という感覚かもしれないし、それらを組み合わせることも考えうる。つまり、我々のような稼業にとって、EMOの誠実なる目的は、とにかくランダムに、自縛的枠組みを超えて、まだあずかりしらぬメーカーへインタビューするための場を設定すること、これだけであり、未知の接点を強制的にひろげること、であるので、その誠実なる目的のためには、課題そのものはいくらでも不真面目なものであってもよく、どのようなものでもいいということになるからである。



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