




っかりするような虚無的な話しが続いておりますが、申し上げるまでもなくだからといってそれを理由に何もしない訳にはいきませんし、もちろん現実社会には、多岐にわたるかなりのレベルのタスクをこなしてしまう「プロフェッショナル」という評価の高い名うての会社があることは事実であり、いずれにせよなんらかの、「最適近辺そこらあたり」にアプローチする手立てがありそうな気もします。一例をご紹介いたします。

のスイスの研磨屋さんいわく「加工を検討する場合、まず砥石の仕様を考える。といっても、”硬いもの”、”やわらかいもの”、”粗いもの”、”細かいもの”、この「2要素&2調整」だけに範囲を絞る。それだけで十分。その他の要素は考えない。どんなタスクであっても原則はそう。機械(研削盤)は10台ともおなじメーカーのまったくおなじモデル。検討範囲はたったこれだけと断言したいところだが、じつはもう1つの要素がある。それはドレス条件。使用するダイヤの形や仕様その他に徹底的にこだわる。この条件調整は、もちろん砥石の調整範囲よりももっと細かくあって、そこに最大限の時間と労力を注入する。これらすべてを組み合わせれば、手を焼くぐらいの高精度要求であってもそれを満たすための条件を、運がよければ多少余裕をもった条件を、なんとか探しだせる。これ以上の要素を増やすことは考えない。予算の問題ではなく、あくまでも時間の問題」
のコメントは、最適を目指そうにも、かならずつきまとう「時間」というだれもどうすることができない制約のもと、要素を大胆に絞り込んで、なおかつこだわるポイント(この場合はドレス条件)を明確にし、そこに注力することで、少なくともその要素の組み合わせの中では、たぶん最適近辺そこらあたりぐらいのところに持っていく(持っていけると信じる)という、ありふれたビッグワードで、またなんとなく煙にまかれてしまう思考停止ワードでもありますが、いわゆる「戦略的」であるということでしょうか。余談ついでに、限られた経営資源を、自社の強みを明確にして、長期的に持続的に優位性を構築できる領域に絞りを利かせて投入する・・・ものの本などによると「なにがし経営戦略」理論を一言で説明するとこんなような趣旨のようですが、研磨屋さんとその理論との整合ぶりにはやや驚かされます。| |
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