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![]() メーカー問わず現在主流の、縦方向に沿って上から手前に向かってふくらんでカーブし、目線付近でまっすぐ落ちるカバーデザインよりも、遊びが多いデザインだが、デザインスケッチをなんとか具体化させようとした製造上の努力という評価を加えてもらえるのであれば、手前ミソながらいまだ優越感ありといったところ。 その甲斐あってか、並み居る現代の最新鋭モデルに囲まれた今でも、すぐにそれとわかるその存在感は強烈。 |
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【身近にある箱モノエアロ】 このエアロデザインコンセプトは工業製品一般に幅広く展開されており、鋼板のボックス型といえば機能への貢献度を問わず、この延長にあるものに満ち溢れかなりの成功を収めている。 また、現在の工作機械業界においてもこのデザインコンセプトは根強い。もちろんエアロダイナミクスとは無関係のマシンカバーだが、そもそも風洞実験で導かれた形状には、スタイリングが介在する余地はあまり残されておらず、結果としてここにインスパイアされたひな型をベースに作図を開始するような場合、独創性を発揮しにくく、似通ったデザインに溢れかえってしまう起点ともなる悩ましいコンセプト。 |
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