2019年01月31日


非情なる国際マシニスト その2


フィギュア作成において重要なポージング(姿勢)。前回のTスタンスに動きを加え、国際マシニストの活動のワンシーンをひとまず一回ぐらいは創造し、一応の進捗体裁をととのえる。

たかがお人形あそびではあるものの、案山子から脱却したそれっぽい人体の挙動表現は、キネマティクス(運動学)への興味が必要・・・。しかし、その理解はしょせん中吊り広告で聞きかじった現代的豆知識レベルを超えないにせよ、あらためて生身の人間の挙動の見事さ、その完璧な骨格構造に素直に驚愕する。。。

写真もない時代、描きたい野外風景をその目に焼き付けるため、昼夜を通し、害虫にその皮膚を食い破られようが無我夢中でそこに立ち続けた巨匠の画家。。。緻密な表現の追及は、如何にテクノロジーが進もうが、けっきょく自然観察へと立ち返ってしまう。



静かに進行中!



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