2018年9月11日
バイト
【Turning tool】
ワーク座標と機械座標、相異なるものの『境界線』にたったひとりで立つもの。だが、決して仲立ちはせず、ワーク側を征服することだけが使命。また、征服にあたっては、自身にダメージがあってはならず、決して境界線を後退させてはならない。一進一退もいけない。一気に片付ける。だからこそ、『決着の勘どころ』を見失ってはいけない。何もかもを求めない。ストイックな、『してはいけない』にかんじがらめとなりながら、すべてを預けられた最強の『一点』として厳選され、研ぎ澄まされる。。『持たざるもの』の常套手段。
一方の『砥石』は、人海戦術。たとえひと粒がたおれても、つぎつぎと後方から援軍がくる。どこかで誰かがともかく前進するだろう。。まずまずの『平均効果』によって大きな『うねり』に巻き込んでしまう。。だが、そんな犠牲が前提がゆえ、システムは複雑となり、大がかりになる。だが、そのシステムを維持できる経営資源があればあるほど、その『富める者』にこそ相対的に有利だ。
『代替え』可能かどうか、が本質ではない。それよりも、まず自身はどちら側なのか、の選択。。
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